歌え若人
　作詩：仁科博之・戸田靖男　作曲：グラナハム

古い顔
　作詞：チャールズ・ラム　訳詞：西條八十　作曲：松島道也　編曲：岡崎光治

第９回男の合唱祭り（清水廣行）

　今年の仙台支部歌い初めとなる「男の合唱祭りｉｎ宮城」が１月２０日仙台市青年文化センターで行われました。今年で第九回目、昨年の３１団体から３７団体５００名へと大幅に増加し年々男声合唱の輪が広がっています。１２時半スタートで途中休憩無しで午後４時２０分までの長丁場でしたが　会場は当初から立ち見が出る盛況振りで　最後まで盛会でした。
　わが団は４０年度の正指揮者引地信昭さんのタクトで「歌え若人」と「古い顔」（ソロ末光さん）とを現役学生３名を含む２５名で演奏しました。当初はもっと多く参加の予定でしたが　風邪や法事などで数名が不参加となりました。この選曲は　丁度昨年１１月にＯＢ会で作成しました「百周年記念歌集」の完成から　百周年に相応しい男声縁の歌であるこの二曲をアピールしようと考えた結果です。初め抽選で２６番目が割り当てられましたが遅いと参加できなくなるメンバーが居たことから　他団と折衝の結果２番目と早めてもらいました。
　当団の紹介は次の通りです。

　『私共は東北大学男声合唱団のＯＢの集まりです。昨年は大学創立百年の節目に当たり　８月に学生・ＯＢＯＧ達総勢２００名で東北大交響楽団とベートーベンの第九及び新作の東北大学祝典曲を歌い　又１２月には５年ぶりに現役の定期演奏会で現役諸君との合同演奏を行いました。その他東京で３月に恒例となったオペラシティコンサート、６月同窓会祝賀会出演・第一生命ホールでの東大コールアカデミカ演奏会賛助出演、９月オペラシティ近江奏堂コンサート賛助出演、11月東京都男声合唱フェスティバル招待演奏、同窓会総会懇親会出演など多くのプロジェクトで活躍を続けています。今年は6月6日電力ホールにバーバーショップ全米チャンピオンカルテット「ヴォーカル・スペクトラム」を招いての演奏会をお届けします。東京・大阪以外で聞ける唯一の機会です。また秋には川内の記念講堂がリニューアル完成しますのでバラエティの有る男声合唱演奏会を開催する予定です。本日はトンペイ男声ゆかりの「歌え若人」と「古い顔」の二曲を引地信昭の指揮で演奏します。「歌え若人」はおなじみの「いざたて戦人よ」の歌詞を平和な時代に相応しくＯＢが新たに創作した曲で中学音楽教科書に採用されました。』

　演奏は練習時　持ち時間超過が心配されましたが　幸い今年は一升瓶のタイムオーバー無しに　無事好評裡に演奏することが出来ました。全体でもペナルティ団体は少なかったようです。高校生の団体が３ステージあり　若々しい歌唱にひときわ盛大な拍手が送られました。例年の如く男声ＯＢは　司会・指揮・歌唱と多くの掛け持ち参加が目立ち　改めて仙台での男声合唱活動の中核に多くの人材を送り出していることを認識しました。
　第２部は午後４時半から約２時間の懇親会　こちらも大勢が交流を深め　飲み且つ歌い楽しい一時でした。
　来年１月２５日には第１０回の節目を迎えますます多くの団体が参加すると思われます。