日時 |
2009年1月18日(日) 11時半出演順抽籤 12時第1部開演 |
場所 |
仙台市青年文化センター コンサートホール(第1部) 交流ホール(第2部) |
演奏曲目 |
歌え若人(→音源)
作詩:仁科博之・戸田靖男 作曲:グラナハム
かもめ(「中勘助の詩から」より)(→音源)
作詞:中勘助 作曲:多田武彦
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レポート |
第10回男の合唱祭り(清水廣行)
第10回目となる「男の合唱祭IN宮城」が1月18日仙台市青年文化センターで行われました。参加したのは宮城県下一円の様々な合唱グループに加えて 福島や岩手からのグループもあり合計37団体。中学生や高校生の参加もあり、会場は半日男声合唱の響きに包まれました。10回目の記念大会ということで持ち時間も1分増えて6分、また参加団体を3グループに分けて合同演奏(「遥かな友に」「見上げてごらん夜の星を」「斎太郎節」)も行われました。この合同演奏は あらかじめこの3曲が決められており 当日の演奏順に3グループに分けられそれぞれのグループの最初の演奏団体の指揮者が文字通りぶっつけ本番で指揮・演奏するという趣向でした。特に最後の「斎太郎節」は中学生から後期高齢者までの大合唱で指揮者も舞台上で飛んだりの大熱演でした。この合同企画は来年度以降も引き継がれるようです。
わが団は平成2年の正指揮者大久保孝義さんの指揮で「歌え若人」と多田武彦の「中勘助の詩から」の「かもめ」(ソロS56佐藤純一さん)の2曲を 東京から駆けつけ参加されたS34小島修さん・S57嵯峨秀夫さんを含む25名で演奏しました。1月10日支部新年会前1時間・17日2時間弱の2回という限られた練習でしたが そこは昔取った杵柄 パートバランスの良い洗練された響きの演奏を行うことができました。本番では「かもめ」演奏前に指揮者がやおら赤い箸を取り出し 詩の“「かもめのはし」「かもめの足」の赤さ“をわれわれに思い起こさせるハプニング演出がありました。
当団の今年の紹介は次のとおりです。
私共は東北大学男声合唱団のOBの集まりです。全国に散らばる仲間たちがさまざまなプロジェクトに参加しております。昨年は6月にバーバーショップスタイルのカルテットを招へいし仙台の皆様に聞いていただきました。10月には仙台・川内に大学創立百年の記念講堂が完成してその記念式典での演奏に参加して東北大学祝典曲とハレルヤコーラス・威風堂々他を歌いました。また東京では3月に恒例となったオペラシティコンサートや9月オペラシティ近江奏堂コンサート賛助出演などがあり、秋の東京都男声合唱フェスティバルでは2回目の最優秀団体に選ばれました。今年は6月に品川で横浜国大・名古屋大のOB合唱団とのジョイントコンサートを行います。さらに10月の東北大学ホームカミングデーでの合唱コンサート企画を検討中です。本日はトンペイ男声ゆかりの「歌え若人」と多田武彦氏の「中勘助の詩から」の「かもめ」の二曲を大久保孝義の指揮で演奏します。「歌え若人」はおなじみの「いざたて戦人よ」のメロディに新たな歌詞をOBがつけた曲で中学音楽教科書に採用されています。
恒例の第2部は午後5時から約2時間の懇親会 第1部のペナルティのお酒も肴にこちらも多くの皆さんが飲み・歌い 楽しいひと時の交流で今年の合唱活動の幕開けとなりました。
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写真 |
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指揮は、平成3年卒、現在は男声副部長を務める大久保孝義さん(薬学部准教授)です。 |
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第1回目の練習は1月10日、新年会の前の時間を使って行われました。
したがって、畳の部屋という変わった場所になりました。 |
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2回目の練習は本番の前日、1月17日です。 |
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そして、本番前の練習です。 |
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第10回目を迎えた「男の合唱まつり」、新企画も用意されています。 |
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本番では、パートのバランスの良い洗練された歌声が聴けたそうです。 |
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これが新企画。
全体を出演順に3つのブロックに分け、合同演奏を行いました。
男声OBは2番目のブロック、「見上げてごらん夜の星を」を歌いました。 |