活動報告

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東北大学男声合唱団OB会仙台支部設立総会レポート
議事録(PDF)は、こちらからリンクしています。
 お盆も終わり、幾分涼しさが感じられるようになった8月19日の夜、東北大学男声合唱団OB会仙台支部の設立総会が開催されました。会場は一番町ヤマハ裏の大衆割烹居酒屋「樽」です。昔ながらの「飲み屋」というたたずまいを残したお店の2階のお座敷2室をぶち抜いての大広間には、受け付け設営前から、OB会長の仁科さん(S28年)も訪れて、久しぶりに顔を合わせたお仲間と歓談なされていました。
 定刻には、予定されていた出席者がほぼ全員揃ったので、事務局長の水野さん(S49年)の司会進行で、総会が始まりました。
 最初の御挨拶は、OB会長の仁科さんです。待望の仙台支部の発足を、喜んでおられるというコメントでした。実はこの日は合唱コンクールの仙台大会が開催された日とぶつかっていたため、仁科さんはこの御挨拶だけで退席なされました。
 総会成立の報告があった後、出席者全員の自己紹介となりました。何せ大人数ですから、司会は「お名前だけお願いします」と、時間を気にしていましたが、せっかくの機会にぜひアピールしたいという思いは皆さん同じと見えて、なかなか先へは進みません。そんなものです。
 ようやく、全員の顔と名前が一致したところで、議事に入ります。詳細はリンクの議事録(PDF)を参照していただくことにしますが、仙台支部設立までの経緯や、執行部の選任、今後の活動方針などが報告され、承認を頂きました。特に、今後の活動行事につきましては、逐次このサイトで詳細をご報告できることと思います。
 清本さん(S29年)のご発声により乾杯が執り行われたあとは、お待ちかねの祝宴となりました。懐かしい仲間との歓談はもとより、何と言ってもメインの催しは、昔みんなでハモった歌の合唱です。この日のために舟生さん(S45年)が用意してくれた楽譜を使って、何十年経っても錆び付くことのない怒濤のハーモニーが、広間いっぱいに広がりました。実はこの2階は男声だけの貸し切りではなく、他の部屋には別のお客さんもいらっしゃったのですが、あまりの素晴らしさにこわごわとのぞき込んでいる若い女性の姿なども、見られましたよ。その女性からリクエストなども受けたりして、ますます、この世代を超えた男声合唱のテンションはあがっていきます。
 それからは、時に歌い、時に語るという素敵な時間が流れていきました。そして、最後にみんなで歌ったのが、男声のテーマソング、東北大学の学生歌「青葉もゆる」です。楽譜は「ラ、ラ、ラ」という合いの手が入ったオリジナル・バージョン、ちょっと若い世代のOBは、初めて歌って面食らっているようでしたね。しかし、歌い終わったあとに、男声創団当時のメンバーが語ってくれた、この歌の作られた由来には、もっと古いメンバーでも面食らうほどの驚きがありました。ご存じの方もいられると思いますが、この歌は学生歌を作ろうという動きがあって、賞金付きで公募され、その結果選ばれたものだったのですね。全部で3曲選ばれたものの一つ、そして、他の1曲は、男声OBの戸田さん(S30年)が作られたものだとか。その時代をリアルタイムに生きた方々の言葉には、重みがありました。
 最後には、三井さん(S29年)の一本締めのあと、集合写真を撮って納会となりました。皆さま、ご苦労様でした。
写真集(撮影はS40年の引地さん)

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